カイジ
カイジが船井に2度目の煮え湯を飲まされる話。 別に今までもそうだったはずなのに、今回は「救いにきたメシア、救世主なんだぜ」みたいな重複だらけの言い回しが妙につぼにはまって、物凄い笑ってしまった。
カイジが北見をなだめて挑発して、なんとか勝負に持ち込もうとする話。 挑発する時の演技こそやや硬かったものの、萩原聖人の喋り捲りは見事だった。
グーの買占めからその暴落まで。 持ち上げて落とすのを1話でやるとさすがに薄まるなー。 まぁ今回はどうやったって時間を掛けて見せるとこでもないから、テンポ的には正しいんだろうけど。
落とした後は持ち上げるという事で、カイジの読みが見事に的中して2連勝する話。 心象風景や理論の説明が多めだった割に、テンポもそれほど気にならず、素直に熱い展開だった。
カイジが船井に騙されてからの絶望感とか、古畑を追いかけて控え室に入った瞬間の「今、そこは吹き溜まり」の演出なんかはかなり良かったんだけど、利根川の演説はいまひとつ盛り上がらなかったな…。 声がついちゃうとあんなもんだろうか。
いきなり55分遅れだと!…ざわ…ざわ…。 でも正直「ざわざわ」はどうだろうなー。苦慮したのは分かるけども。 まぁ元々アニメならではの見所というか、特筆すべきところというのが出し難い作品だから、後は中の人の怪演と演出に期待かな。