涼宮ハルヒの憂鬱 第8話「孤島症候群(後編)」

推理ごっこ解決編。逆転裁判や某探偵アニメのパロディといった映像的な面白さで押してる一方で、話的にはそれほど盛り上がるわけでもなく、トリック的にもグダグダなんで、「これはラノベ的にはどうなんだろ」てな感じのお話だった。普通に考えて大分改変入ってたりするんですかね。
まぁどちらかといえば今回はハルヒが身勝手な快楽主義者じゃないって事と、ハルヒなりにキョンを大切に思っている事、それにキョンが口とは裏腹にハルヒを信用してるって事を示すのが重要だったんだろうし、それに関しては2人が嵐の中で手を繋ぐ(というか指を絡ませる、か)シーンや、偽の真相に気づいたハルヒの素振りやなんかで良く描けてた。ラストで「殺人事件なんてハルヒが望む筈はないから、こんな事件は起き得ない」とかホクロ毛を披露しながら語るキョンも説得力と馬鹿馬鹿しさ十分だったしね。…つかホクロ毛の出てる主人公って…。