プリンセス・プリンセス 第12話「姫の選ぶ道」

前回から引き続いたゴタゴタは妹が思っていたよりあっさりと改心した事で解決。メインの部分はサブタイの通り、叔父たちに一緒にやり直そうと言われた亨がどういう道を選ぶかだった。まあ家族より女装と女装仲間を選ぶんだけど!
つかあの男子生徒連中が「ホームランうてないよおおお!!」とか言ってる様は普通に考えたら絶対逆効果だもんな。亨がそれにも動じず微笑をたたえて受け入れてしまうところ辺りに男性視聴者と感覚のズレがあるというか。それこそ女性向けだから(だよね?)仕方ないんだけどさ。
結局のところ個人的にはその辺の違和感と、極めて真っ当に描かれる男同士の友情に上手く折り合いをつけて見る事ができなかったような感じかなあ。この作品における「異性愛者が異性の着る服に身を包み同性にちやほやされる」という宝塚的な感覚がとうとう最後まで飲み込めなかったというか、共感できなかったというか、共感できても嫌なんだが…。難しいやな。いや、その「真っ当に描かれる男同士の友情」に関してはかなり丁寧で好感が持てる作りだったと思うんだけどね。
とか書いてる内に昔知り合いの女の子が網タイツはいてヒラヒラのドレスを着た男(美青年顔でスネ毛とか生えてる)のイラストを時々描いてたのを思い出したよ。これも全く分からない。まあ俺も少年が少女に性転換して別の少年と恋に落ちるとかいう意味の分からない設定が好きだったりするから仕方ないか。こればっかりはほんと仕方ない。性癖は十人十色だからね…。
できればこの作品に関する女性の意見が聞きたいな。どこをどう楽しむのが作法なんだろ。