シムーン 第20話「嘆きの詩」

マミーナの死をきっかけに、コール・テンペストの面々がそれぞれ決意を固めたり、自分を見直したりする話。
これだけ聞けばこの作品にしては分かり易い、なんという事のない内容に思えるのだけど、マミーナの遺体が繰り返し画面に映るというのはかなり衝撃的であったように思う。
ただなんというか、衝撃的であったというだけではなく、率直にいってマミーナの遺体がとても美しかったのだよな。ラストの棺が花畑に落ちるシーンもその意図はさておき(普通に考えれば遺体を利用されるとか?)美しさを際立たせるような演出だったし、そういう部分に関しては本当に意欲的で面白い作品だと思う。