ハチミツとクローバーII 第12話

それぞれのキャラクターがなるようになったとでもいうような、かなり妥当なラストだった。山田さんが若干放置気味だったのは気になったけど、それも全編通して放置気味だった竹本に比べればどうという事もないレベルだし。
つかそうだよ竹本なんだよ。今作を改めて思い返して見ると、やっぱり「前作をあれだけ竹本の自分探しで引っ張っておいて、今作のこの扱いってどうなの」ってトコに辿り着くんだよね。自分探しの先に恋の成就なんてあるわけないからリアルといえばそうだろうけど、やっぱり話をまとめるにあたっては、竹本の扱いがかなりハードルを上げたと思う。


それはさておき、神谷浩史氏と、今回代役を務められた野島健児氏は、本当にお疲れ様でした。勿論、他のキャストの方々も、スタッフの方々もだけれど、このお二方は特に、ね。

ああっ女神さまっ それぞれの翼 第22話「ああっ女神の告白っ」

螢一とベルダンディーの絆で全部片付いてしまうのもどうかとは思うものの、この作品で最終回となると他にやりようがないのもまた確か。ベルダンディーの制服姿もハイクオリティな作画で見られた事だし、ここは素直に満足しておくべきだろうな。


えーと、シリーズ通してまとめれば、とにかく落ち着いていて堅実な、要するにおっさん好みの作品で、おっさんである俺は毎回楽しめました。

僕等がいた 第11話

山本さんこわーっ!明確に矢野を傷つけようという意思があってあの札を切る行動力というか、普段の内に篭るような様子とのギャップに思わず震えた!あと勃起した!
いやー、やばいな山本さんは。なんちゅーか、あれだって一種の乙女心なわけじゃない。それがああも陰湿な行動として表に出てくるんだよ!そら惚れるわ!!傷つけたいと思われたーい!!!
ふー、興奮し過ぎて何が何やらナニがカティンコティンやらだが。今回は山本さんの嫌がらせにばかり目がいきがちな話ではあったけど、矢野に「後悔なんかしてない」を繰り返させる事で、矢野の気持ちを的確に表してる辺りなんかは普通に上手かったよなあ。

貧乏姉妹物語 第10話「風邪と約束とお母さんの日」

姉妹愛や母親との約束をきっちりと描いて、かなり綺麗にまとまった最終回ではあったけれど、他のエピソードでもアクシデントや姉妹愛の見せ方がかなり大袈裟だったから、結果的に普段通りみたいな空気になってしまったのがちと残念だと思う。(次シリーズの話をどっかで見たような気もするから、普段通りで良いのかもしれないけど…)
ところで、花畑にいるきょうの所にあすの幻が現れるシーンは、展開が展開だけにやや不吉だよね。

ウィッチブレイド 第23話「乱」

ウィッチブレイドである事を隠してきたアパートの住人たちに雅音の正体がばれたり、娘に全てを託して、絶望的な数の敵と戦うために雅音が出撃したりと、筋書きだけ見ればかなりベタではあるものの、今までそれぞれのキャクタについて、丁寧に時間をかけて描いてきたお陰で切ないのなんのって。とりあえずラス前としては申し分のない出来だったと思う。

BLOOD+ 第49話「二人の女王」

デーヴァもアンシェルもネイサンも随分とあっけない…。ここもっと時間を掛けるとこだと思うんだがなぁ。ディーヴァの血が子供を宿す事で力を失ったっていうのは良い仕掛けなだけに、どうも惜しい。
まあなんだ。アメリカへの嫌悪はビンビン伝わってきたから良いのかな。

となグラ! 第11話「浴衣と花火と切れた鼻緒」

そうかー、考えてみれば小五郎先生が勇治の前に現れた初めての「大人の男」なんだよなぁ。で、香月が憧れる「小五郎先生」は、香月がこうあって欲しいと願う勇治のイメージだと。まぁ要するに擬似家族におけるお父さんの席が埋まったって事なんだけどさ。
ただこうなってくるとどうまとめるのかは気になるな。勇治がスケベさを捨ててしまうのではつまらないし、かといって人間的な成長なしにはまとめるのは無茶か。

引き続きニュースはお休み、感想は夜で

いや、まぁ昨日の感想も書けてないんだけど…。
今抱えてる仕事が大詰めだから休日も会社に顔出してたり、買わなきゃいけない物が幾つかあって出歩いてたりする関係でちょっと忙しいんで、今日だけは勘弁してやって下さいな。
という事で、通常更新は明日から。うん。頑張る。