3月21日(月)と3月22日(火)のアニメ

月詠 第24話「サヨナラ、おにいさま……私、ホントに帰っちゃうよ? 帰っちゃうよ?」
なるほど、クライマックスになるとわざと動画数が不足するようにペース配分してるのか。
……ってバカー!そんなアニメないよ!!!!

ったく。思わず俺がノリツッコミしちゃうくらいの動画崩壊っぷりだったぜ。何。誰が悪いの。作監
なんていうか
(スタッフ)「どどど、どうしましょう!動画間に合いませんよ!」
(エライ人)「あれだ、あの絵画。あれのアップで凌げ!」
(スタッフ)「でもワンカット絵画の大写しで凌いだとしてもまだ足りませんよ!!」
(エライ人)「足りるまで何度でも絵画アップで行け!絵画バックで声だけ入れろ!」
みたいなやり取りがあったんじゃないかと思っちゃうよ!(ってか多分あったんだろう

ストーリー的にも葉月との約束を皆で破って城に乗り込むよりも「今出来る事は城が消えるのをみんなで防ぎつつ、耕平が来るのを待つ事だけだ」みたいな展開にして、今回1話使って耕平を復活させて、来週は覚醒した耕平が圧倒的な力で敵を倒しつつ葉月を救出するっていう…。
ああっ!それだと1話足りない!やっぱり最終話は後日談というか、戦闘とは切り離して終わらせたいしなぁ。

でもさ、あの敵の幼女ヴァンパイアもさ、あの怪人ハエ男みたいな奴を倒した耕平が、最後に葉月と城を後にする時に「一緒に行くか。」って手を差し伸べる展開の方がグッと来ると思うんだよ。そんでバルガスも「姫様、お行きなさい。」的なさ。もちろん崩れ行く城の中で。
まぁ、書いてから気づけば岩窟王の展開なんだけどな。

あー、書きたい事は他にも色々あるけど、最終話を観てからだって遅くはないわな。(主に文句だし)

EDイラストはいづなよしつね氏。

tukuyomi13.jpg

ガドガドとかの人だね。

岩窟王 第23話「エドモン・ダンテス」
ここにきて「岩窟王」でググると一番上に来るように!
まぁ、もうラス前ですけど。

それはさておき素晴らしい本編だったよマジで。
まず観てる側の気持ちを盛り上げる心憎い演出として、OP無しで始まってスタッフの名前がドン。洒落た映画みたいな始まり方でした。

展開の方も伯爵の「恨みの残る死」みたいなのを描くのではなく、それでいて復讐を成し遂げて満足させるでもなく、ただのエドモン・ダンテスとして死に行く姿を描く事によってなんだか少しだけ救われたような、概ね満足できる幕引きだった。
まぁ、それでも多少あっけない感じが残ったのは確かだけど、「憎しみは愛する気持ちと云々」っていうフランツの話からすると、最後は逃げる事を止めたフェルナンと一緒っていうのがベストの形だったかな、とも思わないでもない。
少なくとも「これだけ伯爵の格好良さばっかり引き立っちゃって、どうやって風呂敷をたたむんだろう」って思っていた俺にしてみれば上手い最期だった。

ただ一つだけ残念な事がある。
アイツね。十郎太
あんにゃろう!!最後の最後でちょっと伯爵より格好良かったじゃねえか!!!
フェルナンなりに罪を償い続ける人生だった事を考えるとちょっとホロリと来ちゃうあの展開。死に際に正気に戻るっていうベタといえばベタなパターンだったけど、伯爵に懺悔をして息子の命乞いをするっていう人が変わったようなさまを見せられたら切なくなっちゃうよな…。愛だね(汁

さ、勿論バティ&ベルもエデを抱いて跳躍するアルベールも格好良かったんだけど、続きは最終回まで取っておこうかね。
普通に楽しみだよ。お前らも観ろよ!絶対観ろよ!