SoltyRei 第24話「これから」

対移民船編。
帰れる見込みのない戦いへソルティを向かわせたくないと涙を流すロイに俺も泣いた。一見すると気持ちを押し隠してソルティを送り出そうとするミランダたちの方がずっと大人なんだけど、父親という立場を考えればロイの反応はあまりに当然で、人間臭くて、共感せずにはいられないよ。更にシャトルに乗り込むソルティに行かないよう説得するシーンで2度目の泣き。参った。ラストでロイがソルティを迎えに行くシーンでもジーンときたし、まさかこうも泣ける展開になるとは思ってもみなかったよ。ラストシーンに関しては事前に本編から5年後のエピソードを挟んで、一端完結したように見せた事と、全編通して流れてた挿入歌の「Return to love」が良かったってのもあるな。
対移民船での気合の入ったアクションも最終回に相応しい盛り上がりだったけど、やっぱりロイの人間っぽさ(ヘタレ)に終始焦点を当てた描かれ方が凄く良かったと思う。


さて、あとは全体の事について何か書くつもりだったんだけど、3話も連続で観た後じゃ何も浮かばないよな。
少なくとも序盤のB級丸出しの雰囲気からこの鮮やかに着地したラストまで持って来たのは凄い、とかそんくらいか。ローズ事故死疑惑の辺りとか、ソルティの過去の話とかは唐突な感が拭えなかったりもしたけど、まぁどちらかといえば許容範囲ではあるしね。うん。面白かった。

GONZOAICが組む事によって、誰も想像だにしなかった化学反応がソルティレイで起きている!!

http://d.hatena.ne.jp/LEOat/20051104/1131097797