木曜日も休みか…

家にスク水が届きました。ふふ。

今日は仕事が午前中で上がりだったんで「華氏911」観て来ました。
いつも通り結論から言いますと、面白くなかったです。はい。ごめんねムーア。
ムーアが誘導尋問とか突撃インタビューとかで人間の悪い所を映し出す才能に優れてるってのは良く分かった。
何の知識も無い人が見ればブッシュが人間の屑に見えること請け合い!
カップル辺りは「ブッシュって馬鹿だよねー」とかで盛り上がっちゃうんだろうか。反戦思想になったりするんだろうか。

ここで映画を観た人、または観る人に明言しておきたいけど、サウジアラビアとブッシュの石油利権に関しては、ムーアの考えは間違ってると思う。
まず911事件以降アメリカ政府への影響力を失った(テロの犯人にサウジの人が多かった、等)サウジアラビアを過度に批判するのはおかしい。
逆にサウジアラビアブッシュ大統領に開戦の罪を着せる事によって、政府内のタカ派や中東で軍事的影響力を増すイスラエルは世間から身を隠せるわけだ。

そうなると次の選挙で大統領候補のケリーはイスラエルやらタカ派やらを味方に付けて選挙に臨まざるを得ない。
それじゃケリーが勝ったって同じじゃないの。
ケリー+タカ派+イスラエル=中東の強制民主化の続行、となる。頭がすげ変わっただけで。
まぁ、結局マイケル・ムーアも観客動員数を伸ばしたい一心で嫌われ者のブッシュを叩く、ってところかね。
それでケリーをタカ派イスラエルに接近させておいて、選挙間近に「実は」って形でタカ派イスラエルを痛烈にバッシングする映画を公開したら諸葛孔明

そういえばボーリングフォーコロンバインのマリリン・マンソンの吹き替えが三木眞一郎なのは笑った。

□また
思うにマスコミとニュースが無くなって来ると犯罪を犯す契約でも結んでるんじゃないだろうか。