12月23日(木)のアニメ

舞-HiME 第13話「〓たまゆらの夜〓」
なーんか黎人って気に入らないんだよね。完璧超人っぽいからかな。
恋の噛ませ犬って感じがプンプンするから、最終的には身を引くんだろうけど。
とはいえ今回のの行動は軽く外道。
つか観ててドキドキしたわ。「声出すな声だすな」って思わず心の中で唱えたね。
空気に流されすぎな舞衣といい、軽率すぎ。

そう考えると被害者は詩帆か…。今作で一二を争う良い娘なのに。

しかしBECKといい双恋といい修羅場だらけやな。
このままじゃ修羅場の「痛っ、痒っ」って感じが癖になりそうですよ(ぇ

あと短い出番でシスターが激しく自己主張してた!
あの上目遣いといいオティンティンカティンコティンですよ。公式サイトにシスターの脱帽ver掲載しねーかな。

ローゼンメイデン 第12話「真紅」
戦闘シーンの作画も演出も最終回に相応しいレベルの高さだったと、とりあえず称えたい。
なにより燃えゆく水銀燈がグロテスクで、いっそ美しくもあった。(髪を下ろした真紅もかなり萌え)
「生きている事は戦い」ってフレーズも初出の時はしっくり来なかったけど、改めて聞くとピッタリきてるような気もする。
人形であるが故に完璧である事を求められ、愛されるためにそれに答えたいっていう真紅の主張にも真実味があったしね。
まぁ、水銀燈を倒した後もなんだかんだ言って人形達がジュンの家に戻ったりとか、「アリス」についてさっぱり分からなかったりとかして「結局このノリか」とも思ったけど、ジュンがいきなり不登校を脱却したりしない辺りご都合主義というよりは、この作品のスタイルとして正しい最後なんだろうなぁ。

こうしてみると途中のダラダラしたエピソードやら、作画の荒れやらを除けばかなりの良作だった感じ。
少なくとも12話構成にしては無理のない、気持ち良い最終回だった。やる事はやった、って感じ。
ただ個人的には水銀燈は救ってやっても良かったんじゃないかと思う。一番悲しい子なんだよなぁ。