6月15日(水)のアニメ

極上生徒会 第11話「ウイニング・ファイブ」
絢爛学園の会長と奏会長の力関係とか、さりげなく「どんな手を使ってでも勝ちましょう」とか言ってる会長とか、今回も不条理さ爆発の話だった。
極上生徒会を黒いアニメにしてるのって、実は会長だよな…。

本編の方は妙に「天丼」を意識した作りになってるのが印象的だった。
今回に限らず繰り返しネタ多いよね。ギャグのテンポは悪くないから、それなりに面白いんだけど。

交響詩篇エウレカセブン 第9話「ペーパームーン・シャイン」
今更だけど、エウレカセブンの基本は「大人ぶる子供のホランドと、子供のレントン、実は一番大人のエウレカ」で構成されたアニメなんだよね。
それを踏まえて観ると今回の話は凄く良く出来てた気がする。
今までレントンの子供っぽ純粋さっていうのはあんまり報われてなかったんだけど、今回は過去の罪に囚われたエウレカを前に進ませる事に成功したし、ゲッコーステイトの正式なメンバーにも認められたし。

ただ今回のレントンの行動(軍の爆撃を力づくで止めさせる)が、「人を殺さないで戦う」っていう道を選んだって事なのか、それとも「虐殺をエウレカ達にさせた悪い奴らと戦う」って事なのか、或いは全く別の思惑があるのかちょっと分からなかった。
何にせよ「人殺しに加担してる」ってエウレカに言われた直後に、軍の爆撃機を攻撃するっていうのはどうなんだろう。

それにしてもPSモードのエウレカが怖かった。

LOVELESS 第10話「NAMELESS」
サブタイの出し方にポリシーを感じた。やっぱりスタッフが只者じゃねえ。

それはさておき、今回も女子高生二人がバリバリ主役だった。
もう立夏を誘惑してみたり、女同士で乳を見せ合い触りあいで凄まじいエロス!
でも話の方は目に見える絆(名前)にばかり固執して本当の絆を見失っていた二人が、立夏と草灯に敗北する事で本当の絆に気が付くっていう真面目な話。
今まではそうでもなかったけど、倭と江夜に関しては背景まで細かに描かれてたから、二人が死ぬのを止めて一緒に生きていくって決めた時は不覚にも感動した。

いやー、それにしても本当に爽やかな気分だよこれ。
今週はエウレカも相当良く出来てると思ったけど、LOVELESSと連続で観ちゃうと霞むね。
次回はちょっとギャグっぽい臭いがしたんで、それはそれで楽しみだ。