攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第26話「憂国への帰還」

聖書の暗示と他の攻殻シリーズへのシンクロを随所に盛り込んだ、実に押井守っぽい最終回だった。そのせいでゴチャゴチャしてる感もあるんだけど、それぞれのキャラクターがきちんとなすべき事(こいつならこうするだろうな、っていう行動)をなして、最後にはそれなりに納得できるってやっぱり大事だと思う。
しかし淡々とし過ぎてて特に書く事がないな…。「あらそう?じゃあ死になさい。」も数秒前に読めるくらいの予定調和だったし。
強いて言えばクゼがどうやって林檎を齧ったのかと、最後にネットの世界に行けたのかどうかが気になる。
聖書でアダムとイブは智慧の実を食べて楽園を追放されるわけだけど、追放された先がここ(現実)なんだよな。