地獄少女 第26話「かりぬい」

最終回。立つ鳥後を濁すとばかりに必死な地獄少女に笑った。幾らなんでもつぐみにはじめちゃんを殺させるのは無理があるよな。
まぁあそこでつぐみに父親を許すか許さないかの選択をさせるという事は、復讐の連鎖を断ち切るか断ち切らないかっていう選択でもあるわけで、「地獄少女」の最終回としてはなくてはならなかったエピソードであるともいえるか。だとしても父親を殺す動機が薄いつぐみにやらせるのはやや出来レースっぽい感じもあるし、仙太郎の償いを終わらせたって事なんだろうけど、ラストの燃える寺を背に幸せそうな柴田親子っていうシーンも微妙といえば微妙。(とかいいながらはじめちゃんの懺悔シーンでホロリときてたのは内緒だ。)


さてこれで柴田親子とあいの因縁は概ね解決されたわけだけど、この流れでどう第2期に繋げるのかは大いに気になるな。復讐する事の是非はさておき、今までのエピソードでどうしても地獄少女の力を借りざるえを得ない人がいたのは事実だし、そういった部分についての答えは一応でも2期で出さないわけにはいかないだろうな。それに加えて閻魔あいの解放の問題(あいの祖母辺りはそれを望んでそう)や、今シリーズと同じ事はできないって制約もあるわけで、なかなか難しい仕事になりそうな気がするよ。
続編に名作なしって言われないよう頑張って欲しいね。